2020年04月04日

ロールストンカレッジ


こんにちは!
ニュージーランド・クライストチャーチ現地スタッフの八木橋です。
現地にて、不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学の生徒さんの日々のサポートを行っています(^^♪

今回は、クライストチャーチ郊外にあるロールストンカレッジ(Rolleston College)を紹介したいと思います。

学校の正面玄関です。

ロールストンカレッジは、クライストチャーチ中心部から公共バスで50分ほどの距離に位置する、セルウィン地区のロールストンという町にあります。

ロールストンは人気の新興住宅地で、人口はおおよそ19,000人、その数は年々増加中です。
昨年9月には、2021年オープン予定のタウンセンターの工事着手式が行なわれるなど、住宅だけでなく公共施設の建設が進む大変活気のある地域です。

ロールストンには生活に必要な一通りのお店が揃っています。マクドナルド、ケンタッキーもありますよ!

このように活気あふれるエリアにあるロールストンカレッジは、3年数か月前に開校したばかりのフレッシュな学校です。

正面玄関を入ると広々としたスペースが広がっています。

校庭です。晴れた日はサザン・アルプスが見えます。

現在Year9(中学2年相当)からYear12(高校2年相当)が在籍しており、2021年にはYear9からYear13まで全学年が揃う予定です。全校生徒数は700名弱ですが、ロールストンに移り住む家庭が多く、毎週のように新入生がやって来ますので、生徒数は増えています。

留学生部門代表のアリソン先生は、中国ご出身です。

ご自身がニュージーランドにおいて外国人の立場であるため、言葉の違う国で生活する留学生の気持ちをよく理解していらっしゃいます。
留学生が分かりやすいようにさりげなく簡単な単語に言い換える、留学生の話をしっかり聞いて相談に乗るなど、生徒の個性に合わせたサポートをしていらっしゃいます。

校舎は新しく開放的で、オープンスペースで授業が行われるなど、のびのびと学習できる環境が整っています。

モダンラーニングスペースと呼ばれる教室です。壁をなくし、広々としたスペースで学習できます。

ロールストンカレッジは、新しい教育スタイルを積極的に取り入れています。
1日の時間割はたった3つのみ、1授業100分で学ぶ、まるで大学のようですね。
こうする事で、一つの分野をより深く学べるメリットがあるそうです。

休み時間の様子です。

また、科目の垣根を超え、生徒各自の学習レベルに応じたマルチラーニングプログラムを取り入れています。
例えば、AKOと呼ばれる授業は学年の異なる20名ほどの生徒が共に学ぶ時間です。
国語と数学の基礎力を磨くため、生徒各自それぞれの学習目標へ向け勉強を進めます。

これと合わせて、各生徒が興味を持っている分野からテーマを決め、それに関して知識を磨く課題にも取り組んでいます。
例えば、語学、音楽、家族の歴史、ロウソクを作成し販売する、演劇の作成や芸術スキルを磨く、運動の技術を磨く・・・などなど、自分が好きな事を学校の授業で学べるなんて最高ですね!

カフェ文化が根付いているニュージーランドでは、授業でコーヒー作りを学べます。

オートモービルの授業では、実際の車を使い専門技術を身につけます。

音楽室です。

新しく歴史の浅い学校ですが、その分新たな教育制度に取り組むなど、生徒の学びの場を最大限に活用しようと積極的に取り組んでいる学校です。
ニュージーランドでの不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学をお考えの方は、ぜひロールストンカレッジに見学に来てくださいね!


【スタッフ紹介】
八木橋明子。埼玉県さいたま市出身。ニュージーランド国クライストチャーチ市在住。ニュージーランド在住歴8年(2020年時点)。2年ほどバックパッカーとして世界中を旅し、フランスに1年の在住歴がある。趣味は水泳、カフェ巡りと食べ歩き。最近は、家庭菜園にはまっており、庭で育てた野菜や果物を収穫するのが至福の時間とのこと。


~この記事の著者~

WSO センター