Q1.留学にはどんな種類があるのですか?
- 正規留学
- 海外の学校での2~3年間の学習を経て現地の高校の卒業資格を取得するための長期留学のことです。
- 語学研修
- 基本的に語学(英語)を学ぶことを目的とする留学です。
中学・高校といった学校ではなく、語学学校に在籍して英語を習得するための留学であり、資格取得を目指すものではありません。
広い意味では留学と言えるでしょう。
- 短期留学
- 1~3ヶ月の短期体験留学です。
比較的気軽なことから人気があります。現地の正規の学校と語学学校に行くケースがあります。
WSOセンターでは特に正規高校留学のシステムを完備しているイギリス、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカの提携校を紹介し、留学希望者のサポートを行なっております。
また、短期の語学研修ツアーを実施することもあります。
- 交換留学
- 高校生対象の交換留学は日本の高校に在籍することを前提に、期間が1年以内であること、卒業資格は在籍している日本の高校に戻って取得することを条件としています。
Q2.留学によって高校卒業の資格を取得できるのですか?
海外の高校卒業は日本の高校卒業と同等の資格に値します。
学校教育法施行規則第150条に基づく大学等に進学する場合、海外の高校卒業の資格があれば十分でそれと重複して日本の高卒資格を修得したり高卒認定試験を受験する必要はありません。
Q3.海外の学校には制服があるのですか?
ほとんどの海外の学校では制服着用が義務付けられていますが、私服登校の学校も若干存在します。
Q4.携帯電話は必要ですか?
必ずしも必要なものではありませんが、必要であれば生徒はプリペイド式の携帯電話を現地で購入できます。
Q5.パソコンは持っていけますか?
持っていけます。
現地にてパソコンを購入し、使用することもできますが、日本語対応にする手間などを考えると日本からパソコンを持参する方が良いでしょう。
ホストファミリーと交渉してインターネットに接続することも可能です。
ただし、到着当初はホストファミリーとの交流の時間をできるだけ多くとって関係を深めることが大切です。部屋にこもってインターネットばかりしないようルールを決めて使用しましょう。
Q6.寮生活はどのような感じですか?
寮は、学校の敷地内にあり、教室や食堂などの施設まで徒歩数分以内の場所に設置されています。
部屋割りは、通常、低学年の場合1部屋に複数人が割り当てられ、高学年になると個室を割り当てられることが多いです。
寮内にはTVルームや自習室、キッチンなどの共有スペースがあり、そこで共同生活の営み方を学んで行くこととなります。
門限、点呼などの守るべき規則はありますが、すべて常識の範囲内のものです。
Q7.ホームステイはどのような感じですか?
基本的にどの家庭も、1~2人の留学生を受け入れ、ベッド・机・タンスなどを備えた部屋と食事を提供してくれます。
受入先は、子供が2~3人の家庭か、老夫婦の家庭が一般的です。各家庭での習慣やスケジュール(食事、電話、入浴の時間など)を守ることは最低限のマナーとなります。
なお、WSOセンターでは、ホームステイについての希望を予め確認します。すべての希望に適ったステイ先が当たるわけではありませんが、早い時期に学校の入学手続きを行なった方に、希望により近く良いホームステイが当たることが多いようです。
Q8.食生活が合うかどうか心配です。ホームステイで嫌いなものが出された場合はどうしたらよいでしょうか?
ホームステイ先でどうしても無理なもの、体質に合わないものを出され、不本意ながら食べきれず残してしまうことがあるかもしれません。
こうしたことを考慮し、健康や情緒面に影響が及ぶ可能性のある食べ物について、予めお断りしておけば問題はありません。事前におっしゃっていただければ、WSOセンターのスタッフがホストに伝えておきます。
もっとも、海外の習慣に慣れるて行くにつれ、多少の好き嫌いは無くなるので、海外の食生活についてあまり心配する必要はありません。
Q9.生活マナーについて、ホストファミリーとトラブルになったらどうすればよいですか?
WSOセンターのスタッフが生徒とホストの間に入って解決します。
例えば部屋が片付けられない生徒には、整理整頓が苦手であることをまず自覚してもらい、整理方法を一緒に確認していきます。
ステイ先で定期的に面談を行い、ホストファミリーを交えて解決法を探し、簡単な約束事を作るなど、具体的な方法を一緒に考えていきます。
Q10.ハウスルールについて、ホストファミリーとトラブルになったらどうすればよいですか?
スタッフに任せてください。門限やシャワー時間など、トラブルはつきものです。
それぞれの問題を解決する方法はスタッフ全員が共有しているので、その場合に合った最もいい解決法を提案します。
ホスト側に問題がある場合や、解決が困難であった場合はすぐにステイ先を変更しますのでご安心ください。
Q11.英語が全くできないのですが、現地校で授業についていけるのでしょうか?
WSOセンターが紹介する海外の中学校・高校には、留学生のためのEFL・ESL・ESOLといった英語集中コースがあります。
]ここでは英語の全くできない生徒が読む、書く、聞く、話すの基本英語を集中的に学ぶことができます。
まずはこの英語集中コースを半年から1年間受講するのが一般的ですが、国や地域によっては英語集中コースと並行してメインコースを受講することも可能です。この場合も英語が全くできなくても授業に参加できます。
現地の高校のカリキュラムは日本のそれとは違い、主要5科目が必修教科ではないので、英語力があまり要求されない科目や好きな科目を選択することが可能です。
さらに、WSOセンターと現地校との信頼関係が成り立っているので、WSOセンターの生徒が英語が話せないことを学校側に考慮してもらえます。
Q12.現地校では、宿題の量は多いですか?
ほとんどの現地校は、生徒のレベルに応じて適切な量の宿題を課してくれます。
もし多いと感じた場合は無理をせず、WSOセンターのスタッフに言うことが大切です。学校側に交渉して宿題の量を減らしてもらうことも可能です。
もちろん英語なので大変な部分もありますが、そういった時は必ず先生やスタッフに相談してください。
Q13.現地校では、宿題は大変なのでしょうか?
教科や学校によって異なります。
リサーチなど、1つの決まった答えが無い宿題が多いので自分のペースで行えるとも言えます。
例えばアート(美術)は提出期限が厳しい場合もありますが、テストがないのでおすすめの科目の一つです。
また留学生であることは学校の先生もわかっているので、成績だけでなく勉強に取り組む姿勢ややる気を評価してくれます。
Q14.現地で日本人以外の友達はできますか?
できます。
最初は日本人としか話せないかもしれませんが、次第に他国の留学生と仲良くなり、英語が上達すれば現地の生徒と仲良くなれます。
授業で仲良くなりたい子を見つけ、勉強などを教えてもらいつつ、ランチに誘ったりして仲良くなっていくパターンが多いです。
また、日本語の授業を履修し、現地の生徒の勉強をお手伝いすることで少しずつ仲良くなれたりもします。
スタッフが、仲良くなるコツをアドバイスしたり会話の例文を教えたりします。日本人ばかりと過ごしていても徐々に面白くなくなってくるので、様々な国籍の生徒とコミュニケーションを取れるようにサポートします。
Q15.昼に寝て夜に起きるような生活をしているのですが、このまま留学しても大丈夫でしょうか?
昼夜逆転の生活から留学をしても特に問題はありません。
現地校の周辺には娯楽施設が少なく、家の中もパソコンぐらいしかないので夜中に何かをできるような環境ではありません。
パソコンに熱中してしまう場合はホストファミリーとスタッフが協力してインターネットの時間を制限したり、パソコンを預かったりといった対応をします。
また、留学当初に、昼夜逆転の習慣が抜けず朝が起きられないなどの問題が生じた場合には、スタッフが上手に対応し規則正しい生活を自発的に送られるように導きます。
もちろん、現地到着後に生活習慣改善に取り組む労を考えると、留学前にある程度生活リズムを正しておくに越したことはありません。
Q16.WSOセンターから留学するだけで本当に学校へ行けるようになるのでしょうか?
基本的には学校へ通えるようになります。
生活習慣の乱れ、喪失した自信、心の病などの問題点を早期に明確にし、それらをサポートすることで、生徒たちが学校へ通えるようになります。
また、WSOセンターは一人ひとりの個性にあったサポートを徹底しており、具体的な解決法も多く持っております。その一つとして挙げられるのは、人とのつながりの楽しさを知ってもらうことです。
悩みを理解してくれる友達と仲良くなり、逆に悩んでいる人の助けになることを経験してもらい、人と関わることのすばらしさを知ってもらいます。
そうすればたとえ勉強がつまらなくても学校へ行きたいと思うようになります。
さらに、学校とホストとWSOスタッフの信頼関係が厚く、どの生徒にとっても居心地のよい環境を提供できるので、現地での学校生活がスムーズになります。
Q17.WSOセンターから留学して現地校を無事卒業できるのでしょうか?
WSOセンターでは、90%以上の不登校生が、現地校を卒業しているというデータがあります。
他方、残り1割の留学を断念するケースは、生徒が重度の精神疾患を抱えていたり、身体的な病気が悪化したりする場合です。