2017年10月10日

西川遼君の保護者の中学高校留学体験談

【卒業後の進路】カンタベリー大学コンピューターサイエンス専攻へ進学
【出身地】千葉県
【留学地域】ニュージーランド国クライストチャーチ地域
【留学期間】2013年9月~2017年11月
【英語スコア】TOEFL83点・TOEIC805点

【保護者の体験談】
率直に申し上げて、「感謝」しかございません。なにより、WSOの素晴らしいところは、現地スタッフさん、日本のスタッフさんの細やかな対応ではないでしょうか。
中1の2月に、部活の顧問とのトラブルで、学校に行くことを拒否した息子は、その後、7か月にわたり不登校となりました。先の見えない日々にどれだけ家族は悩んだことでしょう。
5月に、主人が、新聞で、WSOの記事を読み、センターへお話を伺いに行きました。6月には、息子と3人でお話を伺いました。留学で成功している先輩の体験談や、日本とは違う環境へ挑戦する気持ちなど、聞いているうちにわくわくしてきて、みるみると息子の顔に笑顔が現れました。6月から8月まで、週に一度、「英語の勉強」という名目で、WSOに一人で電車に乗り、通いました。センターのみなさんは、遼の心に寄り添ってくだり、「英語の勉強」とは名ばかりで、心を閉ざしてしまった遼のとりとめのない話を、丁寧に丁寧に聞いてくださいました。
9月に、中学へ戻るか、留学するか、判断するとき、息子は、留学する道を選びました。3週間のトライアルを終えて、帰国した息子の顔は、笑顔と自信にあふれていました。「ぼくは、ニュージーランドで勉強する!」と、明るくて前向きな、以前の息子に戻っていました。
そうして4年に及ぶ、留学生活が始まりました。
WSOの現地のスタッフさんも、丁寧に遼の話を聞いてくださり、困ったときの力になってくださいました。特に、行ったばかりのころは、英語は話せず、ホストファミリーと意志の疎通ができず、何度も日本に帰りたくなったと言っていました。そんな時、いつも力になってくださったのが、現地のスタッフさんです。WSOのきめ細やかな対応が息子を救ってくださったと思います。私たちも、日本に居ながら、WSOから届くメールを、いつも首を長くして待っておりました。毎回、届く内容で、息子の様子を細かく知ることができ、安心することができました。進路を決める時も、スタッフの皆さんは、とても熱心に対応してくださいました。WSOのすばらしいところだと思います。
今は、現地の大学に進学しました。英語にも慣れ、充実した学生生活を送っていると思います。現代社会では、不登校の生徒さんがまだまだ増え続けているようです。一人でも多くの生徒さんがWSOの中で救われ、人生を取り戻すことができるよう願わずにはいられません。本当に、ありがとうございました。いつか、遼とごあいさつに伺わなければと思いつつ、サマーホリデーも終わり、あわただしくニュージーランドへ戻ってしまいました。これからも、WSOセンターのますますのご繁栄を願っております。