2019年11月02日
華の女子高生生活 in Vancouver (16)
【性別】女
【生年月日】2002年1月18日(やぎ座)
【出身地】東京都
【留学先】カナダ国バンクーバー
【渡航開始時期】2017年4月
【コメント】中学時代英語赤点の常連だったmeがVancouverでlifeをenjoyしてしまっているそんな日常を、誠心誠意心を込めてお届けしたいと思っております。どうか温かい目でサラッと読み流して頂けたら幸いです。
【卒業後の進路】早稲田大学教育学部英語英文学科へ進学
2 November 2019
こんにちは!moomooです!
今回はいつもと違うテイストで私が留学して学んだ事の1つをご紹介します。
私は今、現地生と同じ英語の授業をとっています。
そこで出された課題が「親や年上の人から学んだ自分の子供にいつか教えたいこと」というお題のスピーチ。
私は数年前に癌で亡くなった母の話をしたのですが、他のクラスメイトの話に比べ、少し重い話なのでどんな反応が返ってくるのか不安で仕方がありませんでした。
日本では同情してくれる人が多く、少し気まずくなってしまうのは避けられなかったので・・・(~_~;)
ところが、話をしてみれば彼らから貰ったのは「話を共有してくれてありがとう」という「感謝」であり「同情」ではありませんでした。
先生も含め涙ぐんでいる子もたくさんいて、普段あまり話をしたことが無かったのにハグをしてくれた子もいました。
結局私が何を言いたいのかというと、「空気を読む事」が求められる日本では「どうすればこのかわいそうな子を傷付けずにすむのだろうか」と考え微妙な雰囲気をつくってしまう事が多々ある一方で、カナダでは「話を聞いて自分が何を思ったか」を率直に伝えてくれたという事です。
今回の話において、私はカナダ人達の反応を心地良く思っただけであってカナダ人が日本人より良いと言っている訳ではありません。
自分の率直な意見が人を傷付けると言う事を考えないカナダ人に傷付けられた事も沢山あります。
そんな時は空気を読み相手がどう思うかを推測しようとする日本の文化が恋しくなるものです。
生粋の日本人である私はその「空気を読む」文化の中で育ってきたので、相手がどう思うかを気にし過ぎてしまう事が多々あります。
留学生というアウェイな立場なら尚更周りの意見に敏感になってしまうのです。
自分の英語力不足で足を引っ張ってないかとか片言の英語で発表してどう思われるかとか自分が普通だと思ってやっている事はカナダでは普通じゃないのかとか・・・。
しかし私の結論としてはそんな物クソ喰らえ!!です(笑)
日本人である事も英語ができない事もアクセントも私自身から引き離せない個性なんです。
だったら自分の良いと思ったことするしかないじゃないですか。
演劇の発表があったりすると緊張しいな私は本番前の舞台で一人で練習をしていたりする時、この空の観客席を見て自分がどう評価されるのか考えて震えます(笑)
でも、結局やってみると意外な面白い反応が返ってくるんですよ。
そんな時、中途半端な当たり障りの無い選択をせずに自分の良いと思う方にして良かったと思うんです。
留学先は常にアウェイ。
常にアウェイの観客に見られている気分です。
文化も言語も違えば観客達にどう思われるかなんてやってみないと分からない。
だからこそやってみてどんな反応が来るか楽しみにすればいいんです。
そこで学ぶ事は留学前に想像していた何倍も価値のあるものだから。
そんなこんなで改めて留学して良かったなぁと思った出来事の話でした!!