2020年10月06日
My high school life in NZ (2)
【性別】女
【生年月日】非公開
【出身地】非公開
【留学先】ニュージーランド国オークランド
【渡航開始時期】2019年5月
【コメント】不登校からのリスタート留学で親元を離れ見知らぬ土地へ。それまでは自分が海外の高校生になるなんて想像もしていませんでした。最初は英語での意思疎通が上手くできず、知り合いもいないので不安でしたが、今では楽しく充実した生活を送っています。
【卒業後の進路】国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科へ進学
6 October 2020
こんにちは。
オークランドでは暖かい日が増えてきて、桜も少しずつ咲き始め、徐々に春らしくなってきています。
家の前の桜の木もこのように綺麗に咲いています!
桜がニュージーランドで咲いているのって意外ですよね。
桜は日本固有のものだと思っていたので、私も最初はびっくりしました。
ただ、日本とニュージーランドの桜には違いがあります。
そもそも品種が違うので、日本の桜と比べると寿命が長くて割と長い間咲いています。
日本の桜より濃いピンクのものもよく見かけます。
今回はこのように、私がニュージーランドに来て驚いたことをいくつか紹介したいと思います!
まずは、食生活についてです。
ニュージーランドではベジタリアンやヴィーガンの方がたくさんいます。
ベジタリアンとは肉や魚を食べない人のことで、それに加えて卵や乳製品も口にしない人がヴィーガンです。(それぞれにさらに細分化された種類もありますが。)
私はお恥ずかしながら日本にいた頃はまだヴィーガンというものを知らず、ニュージーランドに来てホストシスターがヴィーガンだったので、そこで初めて知りました。
ニュージーランドでは宗教的な理由や健康のために、ヴィーガンやベジタリアンである方がたくさんいます。
なので、レストランのメニューにもヴィーガンやベジタリアンのマーク表記があります。
例えばこのカフェのメニューだと、少し見づらいですがそれぞれのメニュー名の下に小さく「GF」、「DF」、「Vegan」という3種類の表示があります。
GFはグルテンフリー
DFはデイリーフリー(乳製品が含まれていない)
Veganはヴィーガン向け
ということになります。
グルテンフリーもかなり人気で、スーパーやレストランなどでグルテンフリーのものをたくさん見かけます。
今回は用意出来ませんでしたが、ベジタリアン向けのメニューの横に緑のマークが付いていたり「V」という表示があったりして、こちらも一目見てわかるようになっています。
(ちなみにヴィーガンは「VG」と表記されることが多いです。)
もちろんケーキなどのスイーツにもヴィーガン用があります。
以前ホストシスターがヴィーガン用ケーキのお店で働いていて、度々ケーキを持って帰ってきてくれたので食べましたが、ヴィーガン用でも普通のケーキと遜色なく美味しかったです!
日本ではなかなかベジタリアンやヴィーガンの方を見かけないので、レストランやスーパーでもあまり気にしたことはないですよね。
やっぱりニュージーランドは多文化国家だなあ、なんて思いました。
2つ目は、チーズについてです。
基本的に家庭には1kgの塊のチーズがあって、それをチーズスライサーやグレーターを使ってその都度取り分けます。
そもそもこの時点で私はびっくりしました(笑)
日本では1kgもの塊のチーズは見かけたことがなく、ましてやそれが家に常備されているなんて驚きでした。
この大きさ伝わりますか?
私の家ではそのベーシックなチーズの他にもブルーチーズやパルメザンチーズ、フェタチーズなども常備していて、料理によって使い分けています。
さすがにブルーチーズやパルメザンチーズ、フェタチーズは1kgではなく100gほどですが。笑
他にも、ヤギ乳と羊乳から作られるハルミ、インドのカッテージチーズであるパニールなど、日本では見かけない珍しいチーズが食卓に並ぶことがあります。
ちなみに調べたところ、パニールは牛乳とレモンまたは酢から簡単に作ることができるようです。
このようにチーズの種類が豊富で料理毎に使い分けるこだわりが、チーズ好きの私にとってはたまりません!
3つ目は、ニュージーランドでは家庭菜園が本格的だということです。
ニュージーランドの家は大体庭があって、その庭で家庭菜園をしている家が多いです。
私のホストも例に漏れず家の庭で家庭菜園をしています。
これがうちの家庭菜園の様子です!
ほうれん草、キャベツ、ビートルーツ、ケールを育てていて、晩ご飯に出てくるサラダは庭で採れた野菜が基本的に使われています。
ホストマザーによると、アボカド、レモン、グレープフルーツ、ロケットの栽培もこれから始めるつもりだそうです。
アボカドはかなり期待しています!!
他にも、うちでは育てていませんが、フルーツの木を育てている家は多いです。
友達の家ではフィジョアやパッションフルーツを育てていました!
また、家庭菜園とは少し違いますが、以前友達の家に行ったとき、蜂の巣から蜂蜜を作っていました!
家の中に遠心分離機を置いて、それを使って蜂蜜を蜂の巣から取り出して瓶詰めしていました。
野菜やフルーツでも蜂蜜でも、何でも家で作ってしまうところが日本とは違ってニュージーランドらしいですよね!
今回は食に関することがメインでしたが、次回はそれ以外のニュージーランドに来て驚いたことについて書こうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!