2020年04月12日

イギリスの寮生活


こんにちは!現地スタッフの万波です。
イギリスにて不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学中の生徒さんのサポートをしています。

今回は、イギリス私立学校の寮生活について紹介したいと思います。

イギリスの私立学校に留学する場合、学期中は寮生活になります。
世界中から集まった全く知らない人達と一緒に生活するのは大変だろうなぁ、と思う人も多いかもしれません。
ですが今まで私が見てきた生徒さんたちは、みんな寮生活で充実した時間を過ごして卒業していきました!

学校の静かな敷地の中にある寄宿寮。この学校では7年生(日本では中学1年生)から寮生活が出来ます。

寮にはHousemistress(寮母さん)やHousemaster(寮父さん)が一緒に住んでいます。
生徒さんが快適に過ごせるように、日常のお掃除や洗濯など身の回りのお世話をしてくれるサポートのスタッフさんも2人ほどいます。
学校内には医療施設もあり医療スタッフがいるので、病気になった時などの対応もしっかりしています。

平日は7時に起床し、8時25分までには朝食を済ませて学校に向かいます。
授業がある時間帯は寮が閉まってしまうので、うっかり寝過ごして遅刻するということも出来ません。

放課後は学校内で部活動をしたり、次の日の予習や宿題をするPrepという時間もあります。
夕方6時にはまた寮に戻り、学校内の食堂で晩ご飯を食べて、自習時間に勉強をします。

もちろん勉強の後は、コモンルームでゲームをしたりテレビを観たり、楽しい時間が待っています!
消灯時間は学年によって違いますが、高学年でも11時までには就寝します。

ビー玉のゲームに夢中になる男子寮の生徒達。

寮の人気者、犬のローラ。寮母さんの犬でみんなから可愛がられています。

週末にはいろんなアクティビティが用意されており、ブリストルやバースにみんなで出掛けたりする事もあります。
充実したスポーツ施設でスポーツを楽しんだり、楽器の練習をしたりする事も出来ます。

女子寮の生徒達は、クリスマス時期にバレエを観に行きました。

特にクリスマス休暇に入る前には、行事が盛りだくさんです。
ダンスパーティーやクリスマスディナー、ブリストルのクリスマスマーケットを訪れるなど、毎週末楽しいことが目白押しです。

この頃には、新入生もみんな寮の仲間達と仲良くなっています。
クリスマス休暇に母国へ一時帰国するのは嬉しいけど、寮の仲間と離れるのはさみしい気持ちになってしまう子もいるくらいなんですよ。

みんなでピザを出前して一緒にコモンルームで食べるピザナイト、カラオケナイトなど、楽しい企画が週末に行なわれたりします。

これはロシアナイト。ロシア人の女の子達が、ロシアの料理を振る舞ってくれました。

日本人が少ないインターナショナルな環境での留学を望んでいる方には、イギリスの寄宿寮での生活は最適です。
早期の英語力の上達も望めますし、ホームステイベースの留学とは異なった、特別な経験が出来ます。

不登校からのリスタート留学、スキルアップ留学先に、イギリスでの寄宿寮生活はいかがですか?
イギリスで皆さんをお待ちしています!



【スタッフ紹介】
万波千江。兵庫県出身。1995年に語学留学で渡英。現在は、イギリス人の夫、長男、次男、アルゴ(ウィペット犬)と共にブリストル郊外に在住。BBC Radio 4をこよなく愛する。英語力の上達とイギリス文化を知るにはBBC Radio 4を聴くのが一番のおすすめだとのこと。アウトドア大好き家族なので、一年を通してハイキング、サイクリング、サーフィンに出かけることが多い。


~この記事の著者~

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