2020年08月25日

ホームステイ先の食事


皆さん、こんにちは。
カナダ、バンクーバーにて中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学をサポートしている文音です。

今回は、カナダ留学中の生徒さんのホームステイでの食事について紹介させて頂きます。

朝食は、シリアル、オートミール、パンケーキ、ワッフル、パンなどの中から自分で選んで食べる形式というのが多いです。

カナダでは日本に比べてシリアルの種類が豊富で、スーパーに行くと一つの陳列棚が全てシリアルということもよくあります。
中にはイチゴやココナッツなどのドライフルーツの入ったシリアルや、マシュマロの入ったもの、グラノーラが入っているものなどがあります。

カナダで最も一般的な牛乳のサイズは4リットルで、日本に比べるとかなり大きいです。
たくさん入っている時には、ドバっと出てしまうことがあるので、カップに注ぐのに注意が必要です。
また、牛乳の代わりにアーモンドミルクや豆乳を飲んでいる家庭もあります。

学校に持っていくランチは、サンドイッチ、フルーツ、軽いスナック(グラノーラバーなど)などが一般的ですが、前の日の晩の残り物(レフトオーバー:Left over)をタッパに詰めてくれることもあります。

レフトオーバーは学校にある電子レンジで温めて食べることもできます。
最初のホームステイ到着時に、ホストファミリーからランチはサンドイッチがいいかレフトオーバーがいいかと聞かれることもありますので、その時に自分で好きなものを選ぶこともできます。

カナダでは、ランチのフルーツにリンゴが丸ごと入っていたと、生徒さんがびっくりすることがよくあるのですが、カナダではリンゴを皮のまま丸かじりにして食べるのが一般的です。
日本のようにリンゴを一口大に切って、塩に着けて変色を防ぐということはしません。
始めは丸ごとのリンゴにびっくりした生徒さんたちも、しばらく経つと普通にまるかじりにしています。

夕食は、移民の多い国カナダならでは、ということで滞在するホストファミリーによって様々な料理が出てきます。
ホストファミリーがギリシャ人であればグリークサラダ、メキシコ人であればタコス、イタリア人であればピザやパスタ、インド人であればカレーなどがあります。
また、アジア系のファミリーも多いので、お米を主食とした夕食が提供されることも少なくありません。

メキシカンスタイルです。

緑色のソースはワカモレと呼ばれていて、アボガドにレモン、ガーリック、塩コショウを加えてマッシュしたもの。
茶色いのは豆をすりつぶしてペースト状にしたものです。

トルティーヤは柔らかい方で、トウモロコシの粉をこねて薄くして焼いたパンのようなもの。

タコスはそれを焼いてパリパリにしたものです。

イタリアンスタイルです。

ピザやパスタは定番です。

インディアンスタイルです。

カレーやナンなど。

カレーじゃなくても全ての料理に香辛料が使われているので、カレー味がすることもあります。
辛いのが苦手なときは、あらかじめホストに伝えておくといいかもしれませんね。

お寿司など。

カナダでは、お寿司と言えばカニカマ、アボガド、マヨネーズを入れたカリフォルニアロールやエビの天ぷらが入ったダイナマイトロールなどの巻きが多いです。
また、日本食や中華をテイクアウトできる店も多く、晩御飯のメニューになることもあるようです。

カナダでは、生でブロッコリーやカリフラワーがサラダとして出てくることがあるので戸惑うこともありますが、生では食べられないと思ったらボールに入れてラップして、2分間電子レンジで温めるとゆで野菜として食べることが出来ます。

ホストファミリーによって出される食事は違いますが、日本では食べたことのない味にチャレンジしていけるといいですね!



【スタッフ紹介】
石川文音。兵庫県神戸市出身。2005年にカナダへ移住。モントリオールに7年、バンクーバーに8年在住。コロンビア出身の夫、2007年と2009年生まれの2人の娘、愛犬モモと暮らす。趣味は、ミュージカル・ダンス鑑賞、ハイキングに読書。


~この記事の著者~

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