2020年09月30日
通院サポート
皆さん、こんにちは。
ニュージーランド・オークランドにて中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学のサポートをしているエリアマネージャーの舞美です。
留学中に怪我をしたり体調を崩したりしたら?と、現地での通院は気になるポイントの一つだと思います。
そこで今回は、ニュージーランドでの通院とスタッフの通院サポートについてご紹介します。
留学中に通院が必要になった場合は、担当スタッフが付き添って「GP」というGeneral Practitioner(ジェネラル・プラクティショナー)に行きます。
日本語で言うと「かかりつけの医者」ですね。
日本では最初から外科・内科・皮膚科などと分かれていますが、ニュージーランドでは骨折・風邪・肌荒れ・妊娠など、怪我や体調不良の全ての症状を「ホスピタル」ではなく、まずはGPで診てもらいます。
GPでは改善されない・手に負えないなどの症状の場合には、紹介状が書かれ専門医へ行くことになります。
GPからの紹介状がないと、専門医には行くことができないシステムになっています。
ホストファミリーや学校の先生に「ホスピタルに行く」と伝えると、深刻な病気なのか?緊急を要する症状なのか?と心配されますので、まずは「GPに行く」と言うことを覚えておいてくださいね。
GPではまず、問診票に症状を記入し、看護師に通院理由を伝え、血圧と体温を測り、医師の診察を待ちます。
そして診察を受けます。
「症状を英語でうまく説明できないかも」と思っても、心配しないでくださいね。
医師や看護師からの質問と返答には、スタッフが通訳を行います。
留学期間が長く英語力が身についていると、生徒さん自身が答えることも多くなりますが、分からない単語や分りにくい部分は、スタッフが通訳を行いますので安心してください。
医師より処方箋が出された薬は、薬局で受け取ります。多くの場合、薬局はGPの隣もしくは近くにあります。
薬局で受け取った薬です。
パッケージに薬の使用方法や飲み方などがプリントしてありますので、スタッフがそれを見ながら生徒さんに説明します。
乾燥肌や炎症が起きている場合は、保湿剤やボデイーソープなども処方されます。コーヒーカップと並べてみましたが、かなり大きなサイズです。
怪我でレントゲンを撮る場合は、医師から書類を受け取り、レントゲンセンターに移動します。
レントゲンセンターはGPの隣にあることが多いのですが、近くに無い場合は担当スタッフの車で移動してレントゲンを撮ります。
レントゲン撮影は、学生ビザを申請する際にも必要になります。
予約できる場所が決まっていますので、ニュージーランドで学生ビザを申請する生徒さんは、学校やホームステイ先から近い場所のレントゲンセンターに行っていますよ。
このように、日本とニュージーランドの医療制度は違う点が多くあります。
英語での診察ですので、生徒さんはGPに行くことに抵抗があるかもしれませんが、基本的には担当スタッフが付き添って通院しますので、安心してくださいね。(加入している保険によっては、日本人通訳と共に通院することもあります。)
現在は、ニュージーランド政府の入国規制がありますが、不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学を希望している中学生・高校生の方々が、1日でも早くニュージーランドで留学がスタートできるよう願っています。
【スタッフ紹介】
モア舞美。茨城県出身。ニュージーランド国オークランド市に在住。趣味は、ベイキング・スノーボード。