2020年12月11日

カークウッドインターミディエイトスクール


皆さんこんにちは!ニュージーランド・クライストチャーチ現地スタッフのロブです。
中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学のサポートを現地で行っています!

ニュージーランドの義務教育は6歳からですが、5歳の誕生日から小学校への入学が可能です。
いつ入学させるかは親の判断となりますが、5歳からスタートする子どもが多い様です。

この文章で気づいたかもしれませんが、誕生日から入学可能という事は子どもによってスタートがバラバラなんですよね、なので日本の入学式の様なものはないんです。
私には今10歳になる息子がいますが、なんだかいつの間にか小学校が始まってしまった感じです。入学式の写真とかないので残念です?。(T ^ T)

学校区分を並べると下記のようになります。
①プライマリースクール=小学校:1?6年生まで、もしくは1?8年生 (学校によって最終学年が違います)
②インターミディエイト=中学校:7?8年生
③ハイスクール=高校:9?13年生(地域によっては7年生?13年生)

という事で、生徒によって①→②→③、または①→③というパターンになりますね。

さて、今回紹介する学校は、クライストチャーチ中心部から車で10分ほどのリカトンという地域にある、カークウッドインターミディエイトスクール(Kirkwood Intermediate School)という7?8年生が通う中学校です。

生徒数は320人。留学生は10名在学しております。
基本的に現地の学校は地域に住んでいる生徒が通うのですが、こちらの学校はエリア指定なしの学校なので、市内の色々な場所から生徒が集まっています。

こちらは学校の入り口です。

こちらは校庭です。広々としています!

教室の外観はこんな感じで、技術や調理実習など以外は一つの教室で1日を過ごします。

留学生は英語を学ぶ授業ESOLがありますので、その際にも別の教室となります。
因みに、ESOLの先生は10年以上こちらの学校で教えているベテランの先生で、アルファベットを書けないレベルの生徒も丁寧に教えてくださっています。
先生は、「インターミディエイトの留学生は年齢が低いので生徒達が英語力を吸収する早さには驚くのよ?!」と仰っています(*^^*)

そして、教室の中はこんな感じです。ソファがあるなど、くつろげるスペースもあります。

木工の授業中です。みんな真剣にそれぞれの作業に取り組んでいます!

木工、アルミなどの授業に使用される機材が整っている為、近くの小学校の7~8年生はこちらの学校に来て授業を受けるんだそうですよ。

家庭科の授業の洋裁中。先生が丁寧に教えてくださっています。

こちらは調理実習が終わり、実習のまとめを書き出しているところです。この日はベトナム風生春巻を作ったそうで、なかなか美味しそうでしたよ(≧∀≦)

市内の学校では珍しく、学校の敷地内にプールがあります。

4学期からプールの時間が始まり、1学期は天気次第では毎日泳ぐそうです。(写真が見えづらいですよね、ごめんなさい(^^;))

留学生担当のアリソン先生は中国出身で元英語の先生でした。

アリソン先生はクライストチャーチの大学で教育学を勉強した後、現地の教育を好み家族で移住されたそうです。
息子さんもこちらのカークウッドインターミディエイトから高校へ進学、そして今は大学生との事。
英語を話せない子ども達が現地で文化の違いも含めどれだけ大変な思いをするか熟知されている方ですので、安心して生徒さんを送る事が出来ます。

ちなみに、アリソン先生は2年前からロールストンカレッジのインターナショナル担当も務めていらっしゃいます!
カークウッドの留学生はアリソン先生の就任を聞き、9年生以降の進学先をロールストンカレッジに決めたと聞きました。先生の人柄に惹かれたんでしょうね(*^^*)

不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学を目指す中学生・高校生の皆さんに、これからもクライストチャーチの様々な学校を提供していきたいと思います♪



【スタッフ紹介】
ロブ敬子。ニュージーランド国クライストチャーチ地域に在住。ニュージーランド在住歴13年(2019年時点)。色々な国を旅行したり語学留学した中で最終的にニュージーランドに永住。本人曰く「人生何が起こるか分からない!」。毎朝のヨガが日課で、趣味はゴルフ。ニュージーランドのゴルフ場はリーズナブルでリラックスして回れる環境なので、初心者レベルでも快適に回る事が出来、最近は8歳の息子(2019年時点)と一緒に回り始めて楽しんでいるとのこと。ニュージーランドで子育てをする中で、個性を大切にし固定観念に拘らない教育に時として驚くこともあるが、子供らしく成長出来る環境なのだろうと実感中。


~この記事の著者~

WSO センター