2021年07月08日

2021年度の卒業式


こんにちは!
カナダスタッフのティングです(*´▽`*)
バンクーバーにて、中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学のサポートをしています^^

20-21年度もあっという間に終わり、この6月には4名のWSOの生徒さんが無事に卒業式を迎えることができました!

コロナ禍のため、大人数での集会がまだ規制されていることから、昨年に引き続き今年も動画での卒業式となりました。
ですが、今年はその動画の撮影時に保護者が見学できるように学校が配慮して下さり、スティーブストンロンドン高校で卒業を迎える3名の生徒さんの撮影時に、私も一緒にお祝いをすることができました^^

撮影会場の学校内のシアターの入り口には、卒業生のための飾りつけがありました。

シアターの舞台も卒業式仕様になっています。

シアターに入ることができるのは、保護者が2組ずつのみ、と安全対策が徹底されていました。

司会者が生徒各自の書いたコメントを読み上げる中、生徒が舞台中央まで歩いていき、カメラ目線を意識しつつ、タッセル(帽子についている紐)を自分で動かします。

タッセルの位置を左から右に変えることで、卒業を意味します。
次に「ハットトス」の部分も、個々で撮影をしました。
生徒が退場する際は、シアター内にいるスタッフや保護者から「おめでとう」の歓声が!

動画撮影後に、ガウンを着た女子生徒さん2人と記念撮影。

この数年間、成長を見守り続けてきた生徒さんのガウン姿は、立派でいつも感動してしまいます。
生徒さんの頑張りを少しでも称えたく、スタッフからは花束を贈らせてもらいました。
思い出の写真が、より華やかに見えて嬉しいですね♪

動画撮影は6月の初旬に行われ、6月19日に配信が開始されました。

生徒さんたちは日本の家族と一緒に同時にビデオを鑑賞し、画面に現れるお友達のことを話したり、思い出を振り返ったりしました。

実際の式への参列は叶いませんでしたが、別の形で家族と一緒に楽しむことができたそうです。

この動画撮影の翌週には、サレー市のエンバークリーク高校に通うKさんの卒業式も行われました。
なんと、Kさんの高校はクラスごとにグループを分け、学校の駐車場で保護者が車の中から卒業生の証書授与を観るという「パーキング卒業式」という形で行われました。
生徒と車に同乗できるのは同居している家族のみという決まりがありましたので、残念ながら私は参列できなかったのですが、Kさんはホストファミリーと参列し、良い思い出となったようです。

卒業生の皆さん、本当におめでとうございます!
不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学での3年間(1人の生徒さんは4年間)カナダの高校で現地の生徒と一緒に勉強に取り組み、ホストとも良い関係を作ろうと努力してきたこの経験は、きっと皆さんのこれからを支える貴重な体験になると思います。

4人の卒業生のうち、2人はカナダ国内の短大とアメリカの大学への進学が決まっており、もう2人はこれから帰国生入試にチャレンジする予定です。
皆さんのこの先の人生がカナダで得た経験と自信をもとに、幸せと笑いに満ちた素敵なものになりますよう、心からお祈りしています。

Congratulations to Class of 2021!!!

それではSee you next time !



【スタッフ紹介】
ティング綾子。鹿児島県鹿屋市出身。オーストラリアでの語学留学経験あり。2001年にカナダに移住。カナダ人の夫、2005年生まれの息子、2007年生まれの娘、愛犬の銀太とベタフィッシュのサシミの4人と2匹家族。趣味は旅行、料理、そして愛犬を愛でること。


~この記事の著者~

WSO センター