2021年11月15日

「カナダのハロウィーン」 #高校留学 #中学留学 #不登校留学


皆さん、こんにちは!
東京オフィスにて、不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学の生徒さんのお手続きなどを担当している、海外セクションの有村です。

10月31日はハロウィーンでしたね!
日本でもここ何年かで定着したお祭りですが、カナダでは古くから親しまれています。
今回はカナダのハロウィーンについてご紹介したいと思います。

なぜハロウィーンというお祭りが広がったのか、諸説あるそうですが有力なものを簡単にご紹介します。
調べてみると起源は、古代ケルト人が行なっていた夏の終わりを意味するサウィン祭というものが派生し、ハロウィーンになったと言われています。
ケルト人とはヨーロッパに定住していた民族で、サウィン(今のハロウィーン)は彼らからイギリスへも伝わったそうです。
夏の終わりの季節に行われるサウィンは生者と死者の境界線が最も薄くなるので、霊がうろつくと考えらていたそうで、その名残りで仮装するお祭りになっているのですね。

ゴーストの飾りつけをしている家。(写真は生徒さんより提供)

カナダでは1860年頃から、製菓会社がPRのためハロウィーンの宣伝をしたことで、徐々に浸透し始めたそうです。
1990年には大人の間で一気に人気が高まり、アメリカの普及と相関するように全カナダで広まり、経済効果も伸びを見せました。
2014年にはカナダで10億ドル規模の産業となり、クリスマスについで商業的に成功した祭日となっているようです。

さて、ここからは、カナダスタッフのティングから聞いたハロウィーンの様子をご紹介しますね。

ティング家では毎年、ご友人やご近所さんを招いて、BYOP(Bring your own pumpkin)でジャックオーランタン作りをしているそうです。みなさん、真剣に取り組んでいますね!

出来上がりはこちら。立派な芸術作品です!!

昨年はパンデミックでトリックオアトリーティングが自粛されていた反動と、当日は好天気に恵まれたためなのか、ティング家では史上最多記録の来訪者数だったそうです。
その数はなんと234人!!
例年、ティング家の来訪者は150人位だそうですが、今年はお菓子を少し多めに用意していたにもかかわらず、想定以上の来訪者で、家族用に買っておいたお菓子などを緊急措置で継ぎ足しても足りないくらいだったそうです(≧▽≦)
ティングいわく、「来年は万全の態勢で挑もうと思います!」 とのこと。(笑)

こちらがティング家を訪れてきた子どもたち。カナダでは日本のゲームキャラクターも人気ですが、鬼滅の刃も人気が高く、炭治郎が2人と禰豆子が1人来たそうです。(笑)

ティング家の外の飾りつけ。大きなゴーストですね( ゚Д゚)

ご近所さんの飾りつけは毎年テーマが変わるそうですが、今年のテーマはスパイダーマン。「気合い入ってる!」とティングも絶賛!!

ちなみに、家の外灯が点いているお宅=キャンディーを配る家、というのが暗黙のルールになっていて、お菓子をあげない家は外灯を消しておくのだそうですよ(>_

この写真は生徒さんの裁縫のクラスです。ハロウィーン前の金曜日はコスプレして学校に来て良い日だったので、魔女のコスプレをした子がいたそうです。

カナダのハロウィーンはいかがでしたか?

訪問時にはちゃんとマスクをしている子どもたち。
訪問してきた子どもたちを全力で迎え入れる大人たち。
コロナ禍とはいえ、子どもも大人もこの日のために準備をし、楽しんでいる姿は微笑ましく思えます。

来年は今の状況より更に改善へ向かい、もっと思いきり羽を伸ばせるハロウィーンが来ることを願っています!



【スタッフ紹介】
有村春香。山口県出身。東京オフィス勤務。趣味はピアノ演奏や歌を歌うこと、そして大のゲーム好き。夢は本場ブロードウェイでミュージカルを鑑賞すること。大学2年生の夏期休暇期間を利用し、カリフォルニアでの短期留学を経験。大学では第2言語習得を専攻し、在学中に「音感」と「リスニング力」の関係性に興味を持っていたが、研究できなかったという心残りがあるとのこと。親元を離れ異国の地で様々な経験をし、たくましく成長されている皆さんに感銘を受けながら日々サポートをしている。


~この記事の著者~

WSO センター