2022年02月09日
「セントジョンズアカデミー」 #高校留学 #中学留学 #不登校留学
こんにちは!
カナダスタッフのティングです(*´▽`*)
バンクーバーにて、不登校からのリスタート留学とスキルアップ留学のサポートをしています^^
今回は、バンクーバー市にある私立高校のセントジョンズアカデミー(St.John’s Academy、以下 SJA)をご紹介します。
キャンパスは、バンクーバーのダウンタウンから東に車で約20分の場所にあります。
ちょうど東側に隣接するバーナビー市との境界にあり、東西に走るHasting Streetと南北に走るBoundary Roadという大通りの角に位置しているため、交通量の多さから複数のバスが頻繁に通っており、交通の便がよい立地です。
SJAは全校生徒数が100名ほどと小規模な学校で、その生徒の殆どが日本、韓国、イラン、ベトナム、中国など様々な国からの留学生です。
1年を前期と後期で2つにわけるセメスター制の学校ですが、1年間で8教科を履修する公立高校とは異なり、前期と後期でそれぞれ5教科ずつ履修します。
そして生徒の希望に応じて、夏休み期間に2教科を履修できるようにカリキュラムが組まれており、年間で最大12教科を履修することができます。
短い期間に少しでも多くの単位を取りたいと希望する生徒さんには、嬉しいシステムを提供しています。
小規模校のため選択教科の種類は豊富ではないのですが、カナダの大学が出願条件として認めるマーケティングやエコノミーなどのアカデミックな選択教科を提供していますので、SJA卒業後にカナダでもトップレベルの大学に進学する生徒も少なくないようです。
ちなみに、WSOのSJA出身の生徒さんはいずれも、ブリティッシュコロンビア大学やサイモンフレーザー大学などの難関大学に合格しているんですよ!
SJAのエントランスホール。
また生徒の受け入れに関しては、私立校ならではの寛容さも特徴的です。
BC州(ブリティッシュコロンビア州)の公立校では、在籍できる生徒の年齢を、一部例外を除き原則として18歳までとなっているのですが、多くの私立校はその年齢制限の上限を引きあげ、留学生にカナダの高校卒業資格取得の機会を与えています。
17歳、18歳になってから留学したいと思い始めたけど、カナダの高校に通い始めて卒業できるのかな、という不安があっても、こうして留学開始時の年齢を気にせずに選べる高校があるのはありがたいですよね!
ちなみに留学生は始め、AEP Program(Academic English Preparation Program)と呼ばれる英語を母国語としない生徒用の英語クラスで、英語の基礎を学びます。
レベルはIntro、Development、Advanceの3段階まであり、生徒それぞれのレベルに合わせたクラスに所属します。
Advanceクラスで、スピーキングやリーディングなどの各項目で80%を超える成績を修めることができると、通常の英語クラス(10年生レベルから)に参加することができるようになります。
そして、実はこのSJA、2021年9月にキャンパスが新しいロケーションに移転し、リニューアル開校したばかりなんです!
そのキャンパスのお披露目イベントにお邪魔してきた時の、校内の様子をご紹介しますね。
キャンパスに入って最初に感じたのは、照明と自然光で校内がとても明るいこと。
この日はあいにくのお天気で雨模様でしたが、校内にいると外の暗さは感じられません。
全ての教室には大きな窓があり、密な感じがせず明るく開放的な印象です。
音楽教室やトレーニングルームの様子。
科学室などがある3階の教室からは、バンクーバーとバーナビーの市街地が一望できるので、お天気の良い日は素晴らしい景色が眺められそうです。
そして、私立校ならではの特徴で、SJAには学校指定の制服があります。
公立校は私服登校なので、カナダでは制服がある学校の方が少数派なんですよ。
マネキンが着用しているのは、学校の紋章をつける前のジャケットなので少しリクルートスーツっぽいですが、セーターやベストなどもありますので、合わせると日本の学校の制服みたいです。(写真右側)
なお、学校のカフェテリアの横に制服のストックが用意されていますので、生徒は学校で制服を購入することが可能です。(写真左側)
リニューアルしたキャンパスを案内してくれた、アドミッションマネージャーのMs.Kimと一緒に撮影。
Ms.Kimは新しく入学する生徒さんの手続きを主に担当されていますが、気さくで親切な人柄で、普段から生徒さんの良き相談相手にもなってくれている頼もしい存在です。
学校周辺には、少し歩けばスーパーマーケットやカフェ、レストランなどがあり、放課後には生徒達も立ち寄っています。
また、バス1本でダウンタウンまで20分ほどで行くことできる上に、なんとPNEというバンクーバー唯一の遊園地までは徒歩15分なので、学校帰りに遊びに行くこともできるかもですね!
さて、いかがでしたでしょうか?
私立校には小規模な学校ならではの親しみやすさ、年間12教科履修が可能というカリキュラムなど公立校とはまた異なる魅力があります。
なかには、やはり現地生徒の前で発言やプレゼンテーションをすることが恥ずかしく、気が引けてしまうけど、クラスのほとんどが留学生だと思うとリラックスして授業に参加できるという生徒さんもいます。
そうしたことも利点の一つと捉えられるかもしれませんね^^
SJAに興味のある方は、不登校からのリスタート留学・スキルアップ留学のWSOセンターまで、お気軽にお問い合わせくださいね!
それではSee you next time!
【スタッフ紹介】
ティング綾子。鹿児島県鹿屋市出身。オーストラリアでの語学留学経験あり。2001年にカナダに移住。カナダ人の夫、2005年生まれの息子、2007年生まれの娘、愛犬の銀太とベタフィッシュのサシミの4人と2匹家族。趣味は旅行、料理、そして愛犬を愛でること。