2019年07月22日

ドラゴンボート


皆さん、こんにちは!
オーストラリア・ブリスベンにて不登校からのリスタート留学をサポートする、現地スタッフのメイチン理恵です。

今回は、ブリスベンのセントジョンズ高校にWSOで高校留学している生徒達が参加した「ドラゴンボート競技」について紹介したいと思います。

「ドラゴンボート」とは中国に2000年以上前から伝わるボート競技です。
その名の通り、競技で使用するボートはドラゴンの形を模しています。

ドラゴンボートはもともと中国系移民がオーストラリアに持ち込んだものでした。
そして、オーストラリアはもともと漕艇競技の盛んな国なため、今では地元の若者から高齢者まで、幅広い年齢層の住民達に団体で楽しめる趣味として広まっています。

今回取材をしたセントジョンズ高校は、去年に引き続いての参加です。
ドラゴンボート競技が行われるのはフォレストレイクという湖なのですが、学校がその徒歩5分圏内に位置していること、また中国系の生徒が多い事もあり参加を決めたようです。

まず、開会の儀式が始まります。式の進行は中国語と英語のバイリンガルです。

今年は全15チームの参加です!クイーンズランド警察官チーム、SES(ボランティア自衛隊)チームには鍛えているマッチョな方が多いです!流石ですね!

他に、フォレストレイクから車で1~2時間ほどの距離にあるゴールドコースト、サンシャインコーストといった、ビーチタウンの方々も駆けつけています。
留学中の大学生などからなる「チーム日本」もありました!

セントジョンズのチームです!高校1年生~3年生の男女チームです。今回はWSOで高校留学をしている生徒さん2名が参加しています!

試合前のウォーミングアップをする生徒たちの様子です。

試合が始まる前に、スタート地点まで漕いでいきます。ボートの先頭に座っている方は「ドラマー」と言い、太鼓を鳴らして皆の漕ぐリズムを合わせます。

試合が始まりました!接戦です!200メートルの距離を4艘で競います!

強いチームは、体の動きが完全にシンクロしています。
3レース行ない、一番良いタイムを提出、その中からベスト4の4艘が優勝をかけて競います。
セントジョンズは去年に引き続き第4位と大健闘しました!

応援をする合間、ブリスベンに来たばかりのWSOの生徒さんと一緒に近くの出店で腹ごしらえもしました。中国系のイベントという事もあり、美味しそうな飲茶やちまき、焼き鳥など中国にちなんだものが売っていました。

約1か月間、土曜日早朝にドラゴンボート競技のための練習を続けてきた生徒たち。
この競技を通して沢山の留学生達が親交を深めることができました。

皆で力を合わせる競技はいつでも達成感がありますよね。
この様な多文化社会のオーストラリアならではのアクティビティを、ぜひ不登校からのリスタート留学・スキルアップ留学で体験してみませんか。

皆さんにブリスベンでお会いできるのを楽しみにしています!



【スタッフ紹介】
メイチン理恵。愛知県出身。2008年4月よりオーストラリアに在住。オーストラリアにはもともと大学の交換留学生として訪れた。カナダにも4年間在住していたため、英語にカナダ訛りがあると言われる。趣味は、スポーツ観戦、ミニシアター系の映画を見る事と時事問題について考える事。コメント「ブリスベンは寒さ、雨、曇天が苦手という人にはぴったりの場所です。」


~この記事の著者~

WSO センター