2021年02月16日

マフランギカレッジ


皆さん、こんにちは。
ニュージーランド・オークランドにて、中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学をサポートしているエリアマネージャーの萩原です。

今回は、オークランド市内から北へ60キロ離れたところにある、マフランギカレッジ(Mahurangi College)についてご紹介しますね。


マフランギカレッジは、7年生から13年生(小学校6年生から高校3年生)の生徒、約1500名が在籍する共学の公立校です。
都市部から離れていますので学校周辺は長閑な環境に囲まれており、生徒が落ち着いて勉強に取り組むことができます。

こちらが制服です。

水色のシャツは12年生までで、白シャツを着るのは最終学年の13年生のみです。
日本とは違い、ネクタイは発表会や卒業式などのフォーマル時のみ、代表生徒だけが着用します。
ブレザーは普段の通学で着ることはなく、着用する際に貸し出されます。

赤い体操服姿です。

運動靴を履く生徒がいたり、裸足の生徒がいたり、ニュージーランドらしい光景ですね。

マフランギカレッジの特色は、日本人サポートの先生が常駐しているところです。

サポートの先生は、授業初日のクラス同行や、難しい課題のサポート、授業についていけないと感じた時のサポートなど、留学生のニーズに合わせて対応をしてくれます。
とても心強いですね。

留学生はESOLとばれる留学生のための授業をベースに、中学課程では選択科目から1科目、高校課程では3科目を選択し履修することになります。
基礎教科(数、英、社、理など)を選択する生徒もいますし、技術系の家庭科、木工、デジタルテクノロジーなどの科目を選択する生徒もいます。

日本の普通高校では習得できないような実践的な科目もあり、建築技術を学べる科目は人気があります。

基礎的な日曜大工から始まり、最終的にはコンテナほどの小さな家を外装、内装まで組むなど、製図を学ぶことからスタートし、徐々に実践的になっていきます。
カリキュラムは生徒に合わせて組むことができますので、日本でいう普通科と高等専門学校が合わさったようなイメージです。

留学生担当についてもご紹介します。

私と一緒に写っている方はAlistair先生です。

留学生のよき理解者であり、時には厳しい先生ですがいつも気遣ってくださり、悩んだ時には真剣に相談に乗ってくれます。
留学生活の中では楽しいこと、辛いこと、悲しいことがありますが、生徒のことを親身に考え、科目変更や生活面でのアドバイスなどをしてくれます。

他にも多くのスタッフが留学生の生活全般を支えています。

ホームステイコーディネーター(写真一番左)、留学担当主任(中央)、日本人スタッフ(右側の2名)が、生徒の悩みに寄り添いながら、よりよい環境作りに協力してくれています。
私も週一回のペースでお会いしますが、とてもフレンドリーな方々です。

平日の学校周辺は、多くの生徒でにぎわっています。

マクドナルドやお寿司屋さん、ピザ屋さんやカフェなど、あらゆる種類の飲食店が街には揃っています。
余談ですが、数年前まで学校周辺にはビザ屋さんやマクドナルドもなく、生徒たちはそれらを目当てにバスでオークランド中心部まで出かけていたこともありました。
今は栄えていて、とても暮らしやすい環境になりました。

オークランド中心部に行く時は、1時間に1本通っている市営のバスを利用します。
バスの乗り換えがない場合は、オークランド市内まで1時間半ほどで行くことができます。
TOEICやIELTSなどの英語試験を受けに行く生徒たちの姿も見られます。

中学生・高校生のための不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学を検討中の方で、マフランギカレッジについて気になることがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね!



【スタッフ紹介】
萩原朋央。茨城県出身。ニュージーランド在住歴12年の愛犬家。趣味は犬と過ごすこととゴルフ。


~この記事の著者~

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