2021年10月09日
「カナダ卒業生の進学状況」 #高校留学 #中学留学 #不登校留学
こんにちは。WSOセンター進路サポート担当の小林です。
今回は、不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学によって、カナダの高校を卒業した生徒さんの進学先についてご紹介したいと思います。
カナダでは6月末に卒業を迎え、卒業生は9月から大学や短大、専門学校など、それぞれの進学先で新しいスタートを切ります。
これまでの卒業生が現地で進学した大学としては、トロント大学、マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)、サイモンフレーザー大学(SFU)などがあります。
短期大学ではランガラカレッジ、ダグラスカレッジ、カモーソンカレッジなどがあり、短期大学に進学した2、3年後には大学編入を目指す卒業生も多く、それぞれの目標を持ちながら頑張っています。
他国での高校留学を経て、カナダの高校に転校し卒業して、カナダの大学に進学した生徒さんも少なくありません。
学校生活や人間関係など、何かに行き詰まった時には考え方を広くすることで、新たな選択肢が見えるようになります。
自分のスタイルに合った形を探せるのは留学の最大のメリットであり、そういった選択ができることはWSOならではのサポートだなと感じます。
イメージが掴みやすいように、話に挙がった大学について少しご紹介しますね。
<トロント大学(Tくん2020年9月入学)>
カナダ最高学府トップの学力を有し、世界大学ランキングトップ20にも入っています。
カナダを代表する名門総合大学であり、カナダ最大規模の大学です。
学生は約82,000人(うち院生が約15,000人)、10人以上のノーベル賞受賞者を出すなど輝かしい実績があります。
附属の語学学校もあり、英語力が追いつかない学生をケアするシステムも併設されています。
<マギル大学(Kさん2020年9月入学)>
1821年に創立された世界最古の大学で、世界大学ランキングトップ20に入ったこともあります。
文武両道のイメージも強く、アメリカンフットボールの試合をハーバード大学と対戦するなど、名門大学同士のつながりが強いことも伺えます。
医学部は特に有名で、世界で数本の指に入る学部と評価されています。
おもしろい特徴としては、経営学修士(MBA:Master of Business Administration)の取得を目指す場合には、日本でも開設されている日本プログラムがあり、日本にいながら単位を取得できるコースもあります。
<ブリティッシュコロンビア大学(Oくん2021年9月入学)>
バンクーバーの名門大学としてカナダトップ3に入ります。
カナダ屈指の研究大学の一つで、特に海洋および森林資源などの自然科学の研究が有名です。
もちろん医学、経済などメジャーな分野にも長けています。
一つの街を思わせる広大なキャンパスには飲食店、レジャー施設、ドラッグストア、美容室なども建てられているので、大学内で生活が出来てしまうイメージですね。
<サイモンフレーザー大学(Kくん2019年9月入学)>
格式ある美しいキャンパスが目を惹く大学です。
6学部(科学、応用科学、人文・社会科学、ビジネス、教育学、保健科学)だけで800人以上もの教授が在籍し、ケアの手厚い学校としても有名です。
約35,000人の学生がいる中で、留学生は約2,800人と割合が多いことも特徴です。
図書館には140万冊も所蔵されており、国内で有数のデータ量を誇ります。
4つの大学について簡単にご紹介しましたが、いずれも素晴らしい大学ですね!
WSOでは通常、日本の大学の帰国生入試について進路サポートを行なっております。
海外進学については生徒さん自身で進めていきますが、こうして国立の難関大学に進学するという成果を見て、カナダに留学した生徒さんの目覚ましい成長を感じることができました。
ちなみに国内の進学先としては、早稲田大学、国際基督教大学、上智大学、明治大学、関西学院大学などがあり、こちらでも素晴らしい実績を残しています。
不登校からのリスタート留学やスキルアップ留学を卒業した生徒さんが進む道は様々ですが、それぞれが目標を持ち頑張っている姿はどれも輝いて見えます。
皆さんの進路の参考になれば幸いです。
【スタッフ紹介】
小林優太。東京都出身。東京オフィス勤務。趣味はランニングとキャッチボールと花札。大学時代は数学を専攻していたため円周率を100桁まで言えるとのこと。最近は、生徒さんと一緒にターゲット1900の単語の意味を覚える事に挑戦中。