2025年04月21日
My dream high school life in Vancouver (28)
【性別】女
【生年月日】非公開
【出身地】東京都
【留学先】カナダ国バンクーバー
【渡航開始時期】2022年4月
【コメント】高1の4月から語学学校に進学し、小さい頃から夢だった留学をスタートしました!9月から現地の高校でGrade10として入学してからは困難や不安もありましたが、今は友達も沢山できて楽しく高校生活を送っています!そんな私の留学生活やカナダでの出来事を、この日記で皆さんにお伝えできたら嬉しいです!

21 April 2025
こんにちは!Sakiです!
さっそくですが、みなさんは留学先でどんなことをメインに学校生活を送りたいですか?
今まで続けてきた部活動や習い事を留学中も続けたいと思う方は、それをメインに学校をリサーチしてみると、気に入った学校が見つかるかもしれません!
実際に私はドラマのクラスなど演技に興味があったので、その部分にフォーカスして学校を探しました!
私の通ってる高校はどちらかというとアート系に分類されるので、自分の興味のあるアート系の分野で経験できる機会は、たくさん与えられていると思います。
ということで今回は、高校生活でのアートに関連するイベントなどを紹介したいと思います!
私が12年生で関わったアート系のクラスや活動は、ドラマ12、ステージクラフト12、シアターカンパニー、合唱クラブ、ダンスチームの5つです!
ドラマのクラスでは、Short Filmの制作からオーディションのことなど、演技だけでなく色々なことを学びます!
私の中で一番印象に残っているのは仮面作りです!

完成系ではないですが、私はこのような仮面を作りました!
この上から色を足してもっと立体感と表情をつけます。
このユニットは、何人かのキャラクター(性格の特徴)から自分で1人選びそれに合うように仮面を自分で作り、それを着けてカフェテリアでキャラクターになりきって生徒に話しかけにいくというものでした。
クラスで学んだことを、実践してみることができる良い機会になりました!
ステージクラフトでは他の日記でも紹介した通りお化け屋敷を作ったりして、シアターの舞台制作に必要な技術を学びます。
今年は、私のグループは不思議な国のアリスのハートの女王をテーマに部屋を造りました!
ドラマクラスも同時期に取っていたので、自分の担当した部屋で役者として脅かす役もしました!

途中ですが、このように部屋を作ります!
シアターカンパニーでは、オーディションを通して集められたメンバーで、ドラマの先生が監督になり劇を作り上げます!
年によって劇かミュージカルか変わるのですが、今年はConcord Floralという劇をしました!
これらは、学校の劇場で1週間から2週間ほど公演されます。
友達や家族はもちろん、卒業生達も毎年観に来てくれて、その時間だけでもとても充実しています。
今年は1月から練習が始まり、3月の1週目に公演がありました!
役者としてのセリフは少なかったですが、振り付けを先生から頼んで貰いとても嬉しかったです!
カンパニーに参加するには、たくさん学校での時間を費やさなければなりません。
その分、他のメンバーとずっと一緒にいるので、友達を作るのには最高の環境だと思います!

参加すると毎年貰えるポスターとガラスのオーナメントを、今年も受け取りました!
これらのコミュニティーに所属していると、「Arts Club」というバンクーバーで有名なシアターカンパニーに劇を観に行ける機会があります!
また、実際にArts Clubで働いている卒業生の方がクラスに来て、その方の仕事内容など一つのショーを作り上げるまでのプロセスを教えてくれました。
合唱クラブでは、学校のバンドに混ざって一緒にパフォーマンスをすることが多いです。
これまでは、Remembrance DayやWinter Concert、Winter Breakfastで発表がありました!
どれも基本的には学校内で生徒や先生達に発表していますが、Concertなどは家族や友人を招待して発表します。
練習はランチの時間や放課後を使って行われており、クラブなのでそこまで時間は取られません!
それが理由で、何個もクラブを掛け持ちしている生徒も多いです!
ダンスチームは、去年から引き続き部長として活動していますが12年生ということで忙しくなってしまい、去年より練習頻度は少なくなってしまいました、、、
ですが、全校生徒でバスケのシーズンの開始を祝うPep Rallyや、バスケチームの最後のホームゲーム(自校で戦う最後の試合)Senior Nightのハーフタイムでのパフォーマンスや、自分のタレントをみんなに披露して評価してもらうTalent Showなど、色々な場面で顔を出すことができました!

Pep Rallyでのパフォーマンスの際の一場面です!
まだこれからもパフォーマンスの機会があるので楽しみです!
私の学校はチアのチームがないので、何かパフォーマンスに関わることがあると、ダンスチームに「ダンスパフォーマンスして欲しい」と声をかけられることもあります。
このように、規模の大きい学校/小さい学校によりクラブ・チームの種類や大きさが変わります。
なので、それぞれメリット、デメリットもあると思います。
小さい学校だと既存のクラブの種類が少ないですが、自分でメンバーを集めて設立するのも簡単なので、自分のクラブを一から作ることができます。
リーダーシップ力を発揮できる機会にもなり、少人数なことが多いので他のメンバー達とより近く、みんなの意見やアイデアを尊重しながらクラブをみんなで作っていくことができると思います。
ですが、学校の設備などは簡単に変えられないので、そこは小規模校のデメリットかなと思います。
規模の大きい学校だと人数が多い分もちろん競争率も高くなったりしますが、より本格的に活動しているイメージがあります。
なので、スポーツのチームは種類が豊富ですが、必ずしも強豪校が大規模校という訳でもありません!
インスタなどでリサーチして、トーナメント表などを見てみると参考になるかもしれません!
最後におまけなのですが、特に英語のクラスではアート(文学以外)に触れる機会が多いなと感じました!
私は今年English First People 12とAP Literature and Compositionの2つの英語のクラスを取っていて、どちらも美術館に行ってそこで観たアートに対しプレゼンテーションがありました。
私がクラスで訪れたのはVancouver Art GalleryとBanksyの展示会で、美術館の方は高校生なので無料で入れます!
English First People 12は、English 12をカナダの先住民の方々が書いた本やアートを通して習うので、美術館ではShelley Niroという方の作品を観て、そのanalysis(作品を読み解いて、解析すること)をプレゼンテーションで発表します。

私のグループは、この作品についてanalysisを行いました!
AP Literature and Composition は文学作品のAnalysisを教わる大学レベルのクラスで、色々な形のアートに触れて学ぶことができます。
ここでも各自選んだ作品を分析してプレゼンテーションを行います。
今回の日記はここまでです!
長くなってしまいましたが、留学中に触れられる、又は経験できるアートについて新しい発見があれば嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!